Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Juniper Networks、セキュリティアドバイザリ36件を公開 - 「クリティカル」も

Juniper Networksは、4月10日から11日にかけて複数のセキュリティアドバイザリを公表した。「クリティカル(Critical)」とされるものも含まれる。

あわせて36件のセキュリティアドバイザリを公表したもの。同社製品に関する脆弱性31件のほか、サードパーティ製ライブラリやコンポーネントに関する脆弱性などへ対処した。なかでも3件のアドバイザリについては、重要度を「クリティカル(Critical)」とレーティングしている。

具体的には、「Junos OS」「Junos OS Evolved」では、「cURLライブラリ」に関する脆弱性9件を修正。さらに「Juniper Cloud Native Router」「Juniper Networks Junos cRPD」のアップデートでは、サードパーティ製ライブラリに起因する脆弱性を含め、それぞれ82件の脆弱性を修正している。

いずれも共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアが「9.8」とされる脆弱性を含み、アドバイザリ全体のベーススコアとしても「9.8」と評価されている。

また10件のアドバイザリについては、重要度「高(High)」、のこる23件については「中(Medium)」とレーティングしている。

(Security NEXT - 2024/04/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

市内全世帯向けデジタル金券の配送中に一部紛失 - 太田市
組織の「ネット玄関口」狙う攻撃に注意 - 可視化や脆弱性対策の徹底を
「不正ログイン」相談が約1.5倍 - 「偽警告」は関係者逮捕で減少するも限定的
Apple、「iOS 26.1」「iPadOS 26.1」を公開 - 56件の脆弱性を解消
ランサム攻撃でシステム障害が発生、影響など調査 - エネサンスHD
Apple、脆弱性を修正した「iOS 18.7.2」「iPadOS 18.7.2」を公開
一部サーバでランサム被害、バックアップ削除も - 新報国マテリアル
日英、IoT製品セキュラベル制度「JC-STAR」「PSTI法」で相互承認
「Django」にSQLiやDoS脆弱性 - 修正版をリリース
動画配信「バンダイCH」が一時停止 - 「意図せぬ退会」発生