「GitHub Enterprise Server」に複数脆弱性 - アップデートが公開
GitHubは、「GitHub Enterprise Server」のセキュリティアップデートをリリースした。複数の脆弱性やバグを解消している。
バージョンによって影響を受ける脆弱性は異なるが、アップデートを通じて複数の脆弱性に対処したもの。「CVE-2024-2443」はコマンドインジェクションの脆弱性。管理コンソールの編集者ロールを持つ場合、特定環境下でアプライアンスに対し、管理者としてSSHによるアクセスが可能となる。
「CVE-2024-2469」は、管理者ロールを持つ場合にリモートよりコードを実行して、SSHでroot権限によるアクセスを取得することが可能だという。
いずれもバグ報奨金プログラムを通じて報告を受けたとしており、アップデートのリリースノートでは、脆弱性の重要度をともに4段階中、上から2番目にあたる「高(High)」とレーティングした。
一方「CVE-2024-2443」は、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを見ると「9.1」、重要度は「クリティカル(Critical)」とされており、リリースノートにおけるレーティングとギャップが見られる。
(Security NEXT - 2024/03/22 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
米当局、悪用が確認された既知脆弱性2件について注意喚起
ボランティアの個人情報をメールに誤添付 - 神奈川県
一部情報の流出を確認、詳細を調査 - 長崎船舶装備
「Node.js 18」がサポート終了 - 後継バージョンへ移行を
Google、ブラウザ最新版「Chrome 136」を公開 - 8件のセキュリティ修正
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
米当局、悪用が確認された脆弱性4件について注意喚起
「Splunk UBA」に複数脆弱性 - アップデートが公開
偽基地局から送信されたフィッシングSMSに注意 - 総務省が注意喚起