「Microsoft Edge」にアップデート - 脆弱性4件を解消
マイクロソフトは、現地時間3月14日に「Microsoft Edge」のセキュリティアップデートをリリースした。同ブラウザ特有の脆弱性も含め、あわせて4件の脆弱性を解消している。
「Chromium 122.0.6261.129」「同122.0.6261.128」がリリースされたことを受け、同バージョンをベースとした「Microsoft Edge 122.0.2365.92」をリリースしたもの。
「Chromium」で修正された「Use After Free」の脆弱性「CVE-2024-2400」にくわえて、「Microsoft Edge」特有の脆弱性3件についても修正した。
セキュリティ機能をバイパスされる「CVE-2024-26163」「CVE-2024-26246」のほか、修正の準備を進めていたAndroid版におけるなりすましの脆弱性「CVE-2024-26167」にも対応している。
いずれも重要度は4段階中もっとも低い「注意(Low)」とした。共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「CVE-2024-26163」が「4.7」、「CVE-2024-26246」が「3.9」、「CVE-2024-26167」が「4.3」となっている。
(Security NEXT - 2024/03/19 )
ツイート
PR
関連記事
「React」が脆弱性3件を追加修正 - 重大脆弱性の余波に引き続き警戒を
「MS Edge」にアップデート - 「Chromium」のゼロデイ脆弱性に対処
県サイト資料に非公開の個人情報、マスキング未処理 - 静岡県
職員用グループウェアがランサム被害、生徒情報流出か - 向上学園
自治体委託イベントの申込フォームに不備 - 個人情報が閲覧可能に
サイバー攻撃被害が判明、内部情報へアクセスされた痕跡 - BBT
個人情報含む記憶媒体紛失、教諭2人を懲戒処分 - 北海道
「AEM」に100件超の脆弱性 - 「クリティカル」も複数
オンライン会議ソフト「Zoom Rooms」に脆弱性 - 最新版で修正済み
地理情報サーバ「GeoServer」の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
