「jsPDF」に複数脆弱性 - PDF生成時にスクリプト埋め込みのおそれ
PDF生成ライブラリ「jsPDF」に複数の脆弱性が明らかとなった。一部は「クリティカル」とされており、アップデートが提供されている。
ユーザー入力に対する検証に不備があり、悪意あるコンテンツが埋め込まれるおそれがある脆弱性「CVE-2026-31938」「CVE-2026-31898」が確認された。
「CVE-2026-31938」は、任意のHTMLを注入できる脆弱性。ユーザーが細工された状況のもと、PDFの生成処理を行うと、ブラウザにおいてPDFファイルが開かれた際にスクリプトが実行されるおそれがある。
共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「9.6」、重要度は4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。
一方「CVE-2026-31898」は、任意のPDFオブジェクトやJavaScriptアクションを埋め込むことができる脆弱性。PDFの閲覧時や操作時に不正な処理を行わせることが可能となる。CVSS基本値は「8.1」、重要度は「高(High)」と評価されている。
開発者は、現地時間2026年3月17日に公開した「jsPDF 4.2.1」にてこれら脆弱性を修正した。
(Security NEXT - 2026/03/18 )
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