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Fortinet、アドバイザリ8件を公開 - 複数製品に「クリティカル」の脆弱性

Fortinetは、同社複数製品に関するセキュリティアドバイザリ8件を公開した。2件については特に影響が大きく、「クリティカル(Critical)」とレーティングしている。

各社が定例のセキュリティアップデートを公開する米時間毎月第2火曜日、いわゆる「パッチチューズデー」にあたる3月12日にセキュリティアドバイザリ8件を公開したもの。

3件については「FortiOS」に関するアドバイザリで、このうち2件は「FortiProxy」も影響を受ける

なかでも「CVE-2023-42789」など2件の脆弱性を公表したアドバイザリについては、重要度をもっとも高い「クリティカル(Critical)」とした。あわせて「高(High)」「中(Medium)」とされる脆弱性にも対応している。

エンドポイント管理製品「FortiClientEMS」についても複数の脆弱性が判明しており、1件のアドバイザリについては重要度を「クリティカル(Critical)」とした。

「DASコンポーネント」にSQLインジェクションの脆弱性「CVE-2023-48788」が判明したもので、任意のコードを実行されるおそれがある。共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「9.8」。

(Security NEXT - 2024/03/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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