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Fortinet、アドバイザリ8件を公開 - 複数製品に「クリティカル」の脆弱性

また「FortiClientEMS」については、リモートよりサーバに対して細工したリクエストを行うことで悪意あるログを生成させ、読み込んだ管理端末上で任意のコードを実行されるおそれがある「CSVインジェクション」の脆弱性「CVE-2023-47534」が判明した。

権限なしにリモートより悪用できることからCVSS基本値は「9.6」と高いが、同社はアドバイザリの重要度を1段階低い「高(High)」とレーティングしている。

このほか、「FortiWLM MEA for FortiManager」に関する重要度が「高(High)」とされる脆弱性「CVE-2023-36554」を公表。

「FortiManager」「FortiAnalyzer」が影響を受ける「CVE-2023-41842」、「FortiPortal」における「CVE-2024-21761」なども明らかとなっている。

同社はアドバイザリにおいて脆弱性を受けるバージョンを示すとともに、修正バージョンや回避策をアナウンス。製品の利用者に対して対応を呼びかけている。

(Security NEXT - 2024/03/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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