Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

2月修正のWindows脆弱性、北朝鮮グループがゼロデイ攻撃に悪用

2月の月例セキュリティ更新でWindowsカーネルの脆弱性「CVE-2024-21338」が修正された。当初マイクロソフトは悪用は確認されていないとしていたが、北朝鮮の攻撃グループ「Lazarus」がゼロデイ攻撃に悪用していたことがわかった。

「CVE-2024-21338」は、「AppLockerドライバ」に判明した権限昇格の脆弱性。共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「7.8」、重要度は4段階中上から2番目にあたる「重要(Important)」とレーティングされている。

現地時間2月13日に公開した月例セキュリティ更新で修正した。公開当初、悪用は確認されていないとしていたが、同脆弱性を2023年8月に報告したというAvast Softwareは、脆弱性の詳細について説明し、ゼロデイ攻撃に悪用されていたことを明らかにした。

Avastは、北朝鮮が関与するとされる攻撃グループ「Lazarus」が悪用していたと指摘。同グループが展開するルートキット「FudModule」のあらたなバージョンに悪用コードが実装されていた。

同マルウェアは、セキュリティ対策ソフトウェアである「Microsoft Defender」「CrowdStrike Falcon」「HitmanPro」など保護されたプロセスを停止しようとしていたという。また一連の攻撃において、リモートよりアクセスを行うためのあらたな「RAT」なども確認されている。

(Security NEXT - 2024/03/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

予約サイトに不正ログイン、個人情報が流出 - 関西エアポートワシントンホテル
2度にわたりメール誤送信、メアド2376件が流出 - 大教大
サーバ内の一部データが暗号化、情報流出の可能性 - 光栄
7支店で整理口明細資料を紛失、誤廃棄の可能性 - 北都銀
「ServiceNow」に深刻な脆弱性 - 2025年10月更新で修正済み
サーバでランサムウェア被害を確認、影響など調査 - 穴吹興産
悪用リストに脆弱性4件登録 - サポートツールやPBXなど3製品
脆弱性管理ツール「Rapid7 InsightVM」に脆弱性 - 認証回避のおそれ
「Chrome」に重要度「高」脆弱性が2件 - アップデートを公開
空き家バンク登録物件ページに個人情報含むファイル - 嘉麻市