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サイバー攻撃で従業員PCのIDやPWハッシュが流出 - ダイドー

ダイドーグループホールディングスは、サイバー攻撃を受けた問題で調査結果を取りまとめた。従業員のパソコンで使用する「ID」や「パスワードのハッシュ値」が外部に流出したという。

同社では、グループで利用するサーバがサイバー攻撃を受けたことを1月16日に確認し、外部協力のもと調査を進めていたが、第三者によって同社ネットワークを侵害され、同社やグループ会社の従業員に関する個人情報が外部に流出したことが判明した。

具体的には、同社やグループ17社において、従業員や委託業務の従事者に貸与しているパソコンのIDとパスワードのハッシュ値が流出。またダイドードリンコでは、「生産管理・物流システム」のIDとパスワードなども被害に遭ったという。

流出した情報の不正利用など二次被害は確認されていないとしている。

(Security NEXT - 2024/02/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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