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Ivanti製リモートアクセス製品に再び脆弱性 - 悪用は未確認

Ivantiが提供するリモートアクセス製品「Ivanti Connect Secure(旧Pulse Connect Secure)」「Ivanti Policy Secure」にあらたな脆弱性が明らかとなった。悪用は確認されていないが、早急に対策を講じるよう呼びかけられている。

現地時間2月8日にセキュリティアドバイザリを公開し、「SAMLコンポーネント」における「XML外部実体参照(XXE)」の脆弱性「CVE-2024-22024」について明らかにしたもの。共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「8.3」と評価されている。

一部サポート中のバージョンに影響があり、具体的には「Ivanti Connect Secure 22.5R1.1」「同22.4R2.2」「同9.1R18.3」「同9.1R17.2」「同9.1R14.4」「Ivanti Policy Secure 22.5R1.1」「ZTA 22.6R1.3」を対象として挙げた。

同社は、脆弱性を修正した「Ivanti Connect Secure 22.6R2.2」「同22.5R2.3」「同22.5R1.2」「同22.4R2.3」「同9.1R18.4」「同9.1R17.3」「同9.1R14.5」「Ivanti Policy Secure 22.5R1.2」「同9.1R18.4」「同9.1R17.3」および「ZTA 22.6R1.7」「同22.6R1.5」「同22.5R1.6」を提供している。

また同社が1月31日に提供した軽減策は今回判明した脆弱性への対策にも効果があり、現在も提供している。

脆弱性は内部でコードをレビューした際に発見したもので、悪用などは確認されていないとしているが、早急に対策を講じるよう求めている。

(Security NEXT - 2024/02/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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