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「Ivanti EPM」に複数の脆弱性 - 修正版をリリース

Ivantiのエンドポイント管理製品「Ivanti Endpoint Manager(EPM)」に複数の脆弱性が明らかとなった。アップデートが提供されている。

同社は現地時間2025年4月8日にセキュリティアドバイザリを公開し、6件の脆弱性について明らかにしたもの。

クロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性「CVE-2025-22466」や、DLLハイジャッキングの脆弱性「CVE-2025-22458」、SQLインジェクションの脆弱性「CVE-2025-22461」など、重要度が「高(High)」とされる脆弱性が3件含まれる。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「CVE-2025-22466」が「8.2」、「CVE-2025-22458」が「7.8」、「CVE-2025-22461」が「7.2」と続く。さらに「中(Medium)」とされる脆弱性3件に対処した。

同社は最新版となる「Ivanti Endpoint Manager 2024 SU1」および「2022 SU7」にてこれら脆弱性を修正した。いずれも脆弱性の悪用は確認されていないとしている。今回修正した脆弱性は以下のとおり。

CVE-2025-22458
CVE-2025-22459
CVE-2025-22461
CVE-2025-22464
CVE-2025-22465
CVE-2025-22466

(Security NEXT - 2025/04/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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