クレカ請求額の確定通知に見せかけたフィッシング
「イオンカード」の利用者を狙ったフィッシング攻撃が発生している。複数の文面が確認されており、フィッシング対策協議会が注意喚起を行った。
「請求額案内メール」に見せかけたフィッシングメールでは、「1月分の請求額が確定した」などと記載。請求明細の確認先などとして、記載したリンクより偽サイトへ誘導しようとしていた。
また「登録されている情報が最新であるか確認している」「不審な取引が検出された」といった説明で不安を煽り、一定時間内に対応しないと利用制限を行うなどと不安を煽るフィッシングメールも確認されている。
誘導先では、IDやパスワードのほか、クレジットカードの名義、番号、有効期限、セキュリティコード、生年月日、電話番号などを入力させようとしていた。
フィッシング対策協議会は、類似したフィッシング攻撃が展開される可能性もあるとして、利用者に注意を呼びかけている。
(Security NEXT - 2024/02/05 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
無関係の顧客情報が小売電気事業者から閲覧可能に - 九電送配電
「Firefox 138」がリリース - 複数の脆弱性を修正
一部工事注文書控が所在不明、誤廃棄の可能性 - カンセキ
法人会員情報が流出、脆弱性の点検過程から発覚 - 関西エアポート
セイコーエプソン製プリンタドライバに脆弱性 - 日本語以外の環境に影響
DDoS攻撃が件数減、一方100Gbps超の攻撃も - IIJレポート
Google、ブラウザ最新版「Chrome 136」を公開 - 8件のセキュリティ修正
米当局、悪用が確認された脆弱性4件について注意喚起
海外子会社がランサム被害、影響など詳細を調査 - 淀川製鋼所
システム障害、調査でランサムウェアが原因と判明 - 近鉄エクスプレス