「Microsoft Edge」にアップデート - 脆弱性4件を修正
マイクロソフトは、同社ブラウザ「Microsoft Edge」のセキュリティアップデートを公開した。複数の脆弱性を修正している。
ベースとなる「Chromium 121.0.6167.140」「同121.0.6167.139」がリリースされたことを受け、「Microsoft Edge 121.0.2277.98」をリリースしたもの。
「Chromium」にて修正された3件とあわせて独自に1件の脆弱性「CVE-2024-21399」を修正した。同脆弱性は、悪用されるとリモートよりコードを実行されるおそれがあるという。
攻撃条件が複雑で悪用にはユーザーが関与する必要があるとし、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「8.3」、重要度は「警告(Moderate)」とレーティングされている。脆弱性の悪用や公開などは確認されていない。
また「Microsoft Edge 121.0.2277.98」とあわせて、「Chromium 120.0.6099.276」をベースとする拡張安定版「Microsoft Edge 120.0.2210.167」もあわせて提供している。
今回修正された脆弱性は以下のとおり。
CVE-2024-1059
CVE-2024-1060
CVE-2024-1077
CVE-2024-21399
(Security NEXT - 2024/02/05 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
ランサム被害を公表、手作業で受注対応 - アサヒグループHD
監査関連資料を誤送信、メアド入力ミスで - 三重県
ランサム被害で学生の個人情報流出を確認 - 宮城学院
国勢調査でメモに使った付箋を紛失 - むつ市
白衣ポケットから盗難、被害メモに患者情報含む可能性 - 東海大病院
「Cisco ASA」狙うゼロデイ攻撃、5月に複数政府機関で確認
「MS Edge 141」がリリース - 12件の脆弱性を解消
SBI Cryptoで自己保有の暗号資産が流出 - 原因や被害など調査
「Termix」のDockerイメージにSSH認証情報が流出するおそれ
米当局、脆弱性5件の悪用に注意喚起 -10年以上前の「Shellshock」関連も