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保健所のデータ受渡用USBが所在不明、管理記録に不備 - 沖縄県

沖縄県は、保健所と市町村でデータの受け渡しに使用しているUSBメモリが所在不明になっていることを明らかにした。個人情報が保存されているが、パスワードが設定されているという。

同県によれば、自立支援医療および精神保健福祉手帳認定業務において、南部保健所と各市町村で申請内容のデータ受け渡しに使っていたUSBメモリ1本が所在不明になっているもの。

久米島町の関係者最大約20人分の氏名や住所、電話番号、生年月日、手帳等級、医療機関名、診断名、保険情報が含まれる。

2025年8月8日、久米島町からUSBメモリ1本が見当たらないとの連絡があり、問題が発覚した。USBメモリにはパスワードが設定されており、管理番号シールが貼付されている。

保健所におけるUSBメモリの管理不備が原因としており、USBメモリ受渡簿への記載や、レターパック送付履歴に記載がなく、保管状況が把握できない状況だという。

今回の問題を受けて同県では関係者に謝罪。USB受渡簿の整備、郵送方法の見直しなどを行い、職員への注意喚起を徹底して再発の防止を図るとしている。

(Security NEXT - 2025/11/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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