Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

キャンペーン応募者の個人情報が閲覧可能に - コムテック

ドライブレコーダーなど自動車関連機器の製造、販売を手がけるコムテックは、プレゼントキャンペーンの応募者に関する個人情報が流出したことを明らかにした。

同社によれば、「LINEの友だち追加でプレゼントキャンペーン」において、2023年11月29日から2024年1月12日まで応募者の個人情報が、本人以外の別の応募者から閲覧できる状態となっていたもの。

2023年11月、12月にデジタルギフトを配信した応募者19件、1月にデジタルギフトを配信する予定の応募者165件において、氏名とメールアドレスが、別の応募者1人から閲覧できる状態だった。

1月5日に応募者から登録した情報が異なっていると連絡があり、キャンペーンで使用しているクラウドシステムを調べたところ、不具合が判明した。

応募者へデジタルギフトを送る配信登録作業時にミスがあり、システム内で一部誤ったデータに書き換えが生じたことが原因だという。個人情報の不正利用などは確認されていない。

同社では、申し込み確認画面を閉鎖し、クラウドシステム上から対象の情報を削除した。対象となる応募者には、LINEで個別に連絡を取っている。

(Security NEXT - 2024/01/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

国会図書館のシステム開発環境から個人情報が流出した可能性
IT資産管理製品「MaLion」のWindows向けエージェントに深刻な脆弱性
ランサム感染でサーバ障害、調査や復旧実施 - YAC子会社
病院向け月刊誌に患者の個人情報 - 石川県の公立病院
図書館読み聞かせボランティア向けのメールで誤送信 - 柏崎市
医療者向け会員サービスで個人情報が閲覧可能に - 権限設定ミス
NASがランサム被害、個人情報流出の可能性 - 順大
Progress製DB接続ドライバ「DataDirect」に複数の脆弱性
「NVIDIA DGX Spark」に複数脆弱性 - 重要度「クリティカル」も
「Azure Bastion」「SharePoint Online」に深刻な脆弱性 - すでに修正済み