Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

IT資産を調査、リスクを評価できるASMサービス - SST

セキュアスカイ・テクノロジー(SST)は、インターネットからアクセス可能なIT資産情報を調査し、セキュリティリスクを発見、報告するサービス「Dredger」を提供開始した。

同サービスは、組織におけるインターネットからの「攻撃対象領域」について探索し、リスク状況を報告するソリューション。同社が独自に開発したもので、日本語によるインタフェースを提供している。

利用者より登録されたドメインをもとに、インターネットからアクセスできるIT資産を探索。発見後に指定したIT資産に対してリスクを特定するためのスキャンを行い、脆弱性の有無などリスクの危険度を評価できる。

1日1回定期的にリスクスキャンを実施し、状況を確認できるダッシュボードを提供。リスクを危険度順に表示したり、指定した脆弱性の影響を受けるIT資産の検索なども行える。

サブドメインを除いた組織のドメインを10件まで登録でき、基本料金は月額15万円。オプションで対象ドメインの追加にも対応している。

(Security NEXT - 2024/01/23 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

高校生向けセミナーの申込フォームで設定ミス - 岩手県立大
6月のフィッシング、URL件数が過去最多を更新
障害はWindows端末の1%未満、重要サービスでの利用多く影響拡大
「OpenVPN」に「OVPNX脆弱性」 - 3月の更新で修正済み
CrowdStrikeによる障害、約850万台に影響 - あらたな復旧方法も準備中
「CrowdStrike」装う「フィッシング」や「偽修復ツール」に警戒を
先週注目された記事(2024年7月14日〜2024年7月20日)
あらたな脅威へ対応する設定ファイルが原因に - CrowdStrike障害
Windows端末の障害問題に便乗するサイバー攻撃が発生中
CrowdStrike、Windows環境での不具合で声明 - 復旧方法も紹介