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「Drupal」のコメントモジュールにサービス拒否の脆弱性

コンテンツマネジメントシステム(CMS)である「Drupal」にサービス拒否の脆弱性が明らかとなった。アップデートが提供されている。

「同8」以降のコアに含まれるコメントモジュールにおいて、サービス拒否を引き起こすことが可能となる脆弱性が明らかとなったもの。コメントモジュールを利用していない場合は影響を受けない。

識別子として「SA-CORE-2024-001」が割り当てられている。CVE番号は不明。5段階の重要度において上から3番目にあたる「中(Moderately critical)」とレーティングされている。

開発グループでは、脆弱性を修正した「Drupal 10.2.2」「同10.1.8」を提供しており、アップデートを呼びかけている。

なお、「同9」「同8」の両系統についてはサポートを終了しているため、アップデートは提供されていない。

(Security NEXT - 2024/01/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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