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「Ivanti Connect Secure」のゼロデイ脆弱性、侵害状況の確認を

Volexityは、緩和策の実施やパッチの適用は重要だが、アプライアンスを侵害されていた場合は、すぐに措置を講じる必要があるとし、単に初期化して再構築するだけでは過去の侵害は解決しないと指摘。

同社は、攻撃を受けた兆候のひとつとして、ログが削除されたり、ログの記録が停止されていることを挙げている。

あわせて「IoC(Indicators of Compromise)」情報を公開しており、ログ、システムのスナップショット、メモリやディスクのイメージなど証跡を収集して分析し、ラテラルムーブメントを含め、攻撃を受けていないか調査することを推奨している。

また攻撃を受けていた場合、アプライアンスに保存されていた可能性のある資格情報、機密情報などは侵害されたものと見なし、パスワードや秘密鍵などをリセットし、必要に応じて追加の調査などを行うよう呼びかけた。

(Security NEXT - 2024/01/11 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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