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「PowerCMS」に複数の脆弱性 - アップデートにて修正

アルファサードが提供するコンテンツマネジメントシステム(CMS)の「PowerCMS」に複数の脆弱性が明らかとなった。アップデートが呼びかけられている。

管理画面にクロスサイトスクリプティングの脆弱性「CVE-2023-49117」や、会員サイトにオープンリダイレクトの脆弱性「CVE-2023-50297」が明らかとなったもの。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3.0」のベーススコアは、「CVE-2023-49117」が「5.4」、「CVE-2023-50297」が「4.7」と評価されている。

これら脆弱性は、製品利用者へ周知することを目的にアルファサードがJPCERTコーディネーションセンターへ報告。調整を経て公表された。

脆弱性は、「PowerCMS 6.4」「同5.25」「同4.55」にて修正されており、アップデートするよう呼びかけられている。

(Security NEXT - 2023/12/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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