JPAAWG、GoogleやYahooの「大量メール送信規制」で緊急イベント
JPAAWGは、大手メールサービス事業者が迷惑メール対策を強化する方針を示していることを受け、12月15日にオンラインイベントを緊急で開催する。
「Gmail」を提供するGoogleや、同じくメールサービスを提供している米Yahoo!では、大量に送信されるメールに対し、一定の条件を満たさず迷惑メールとみなした場合に排除することを10月に表明。これを受けてオンラインイベントを実施する。
「大量メール送信規制」では、メールの一括送信を行う事業者に対し、「DMARC」など送信ドメイン認証への対応、容易に購読を解除できるしくみの導入、苦情率を一定以下にすることなどを要請。正規に送信されるメールにおいても条件を満たす必要があり、影響を受けるおそれがある。
こうした規制の動きは先に開催された「JPAAWG 6th General Meeting」においても注目を集めたが、あらためてJPAAWGの有志で収集した情報をもとに施策の概要などを紹介し、議論などを行う予定。
参加費が無料。定員は500人、事前登録制としており申し込みは先着順で受け付ける。申し込みや詳細は同イベントのページから。
(Security NEXT - 2023/12/07 )
ツイート
PR
関連記事
県営住宅家賃滞納者情報含む一部督促状を誤送付 - 神奈川県
廃棄カルテが一般ゴミに紛れる、搬送中に飛散 - 薩摩川内市
職業性曝露事故の関係者情報含むUSBメモリが所在不明 - 秋田大病院
メルアカ乗っ取り被害、スパム送信の踏み台に - MaOI機構
RSSフィードが改ざん、外部サイトのリンク混入 - リョーサン菱洋HD
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
「Erlang/OTP」「RoundCube」の既知脆弱性が標的に - 米当局が注意喚起
情報セキュリティ教室の参加者一覧が閲覧可能に - NII
採用職員の健診関連情報含む名簿を誤送信 - 奈良県
クレカ不正利用、前四半期比2割増 - 200億円迫る勢い