Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

開示請求者の情報がサイト上で閲覧可能に - 都交通局

東京都は、交通局のウェブサイトにおいて、公文書の開示請求者に関する個人情報などが閲覧できる状態だったことを明らかにした。

同局によれば、11月10日17時ごろから同月13日11時ごろにかけて、同局ウェブサイト内にある「情報公開の状況」の「令和5年度 公文書開示」ページにおいて、開示請求者の情報を閲覧できる状態になっていたという。

同局に対して公文書の開示請求を行った法人など団体名5件や個人の氏名29件が含まれていた。ウェブサイトに掲載する際、担当者による確認が不十分だったとしている。

11月13日に同局の職員から指摘があり、ただちに公文書開示の掲載を中止した。対象となる団体と個人には、経緯の説明と謝罪を行っている。今後はチェックリストを活用し、複数人によるチェックなどを徹底し、再発防止を図るとしている。

(Security NEXT - 2023/11/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

教員や学生宛てのメールで個人情報含むファイルを誤添付 - 山口大
「Node.js」向けMySQLクライアントにRCE脆弱性
子会社元従業員、ネットバンク経由で3.5億円を横領 - ホッカンHD
クラウド保存した進路アンケートが生徒からも閲覧可能に - 都立中等学校
「PuTTY」に脆弱性、「WinSCP」「FileZilla」なども影響 - 対象の旧鍵ペアは無効化を
Ivanti製モバイル管理製品「Avalanche」に深刻な脆弱性 - 一部PoCが公開済み
2024年1Q、フィッシングサイトが増加 - サイト改ざんやスキャン行為は減少
サードパーティ製ソフトに起因する脆弱性7件を修正 - Atlassian
先週注目された記事(2024年4月14日〜2024年4月20日)
「MS Edge 124」がリリース、脆弱性17件を修正