「読売新聞オンライン」の偽サイト - 著名人画像の広告で誘導
読売新聞社は、「読売新聞オンライン」の偽サイトが確認されているとして注意を呼びかけた。広告経由で誘導しており、個人情報なども詐取していた。
同社によれば、SNSや複数のサイトにおいて、「読売新聞オンライン」に似せた偽サイトへ誘導する広告が表示されていることを確認したという。
問題の広告には、同サービスのロゴと著名人の画像が使用されていた。偽サイトでは、著名人が投資を持ちかける架空の記事を掲載。個人情報を入力するフォームも用意されていた。
また偽サイト以外にも、同社がニュースのヘッドラインや告知の配信に使用しているメールアドレスに送信元を偽装した「なりすましメール」も確認されている。
金融機関などを装った偽サイトに誘導するフィッシングメールで、メール本文には「お客様の口座が異常のため」「ご振り込み金額」といった表現や、句読点が連続するなど、不自然な表現が見られた。
同社はこうした行為と一切関係ないとし、偽サイトやなりすましメールに注意を呼びかけている。
(Security NEXT - 2023/11/21 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
市内全世帯向けデジタル金券の配送中に一部紛失 - 太田市
組織の「ネット玄関口」狙う攻撃に注意 - 可視化や脆弱性対策の徹底を
「不正ログイン」相談が約1.5倍 - 「偽警告」は関係者逮捕で減少するも限定的
Apple、「iOS 26.1」「iPadOS 26.1」を公開 - 56件の脆弱性を解消
ランサム攻撃でシステム障害が発生、影響など調査 - エネサンスHD
Apple、脆弱性を修正した「iOS 18.7.2」「iPadOS 18.7.2」を公開
一部サーバでランサム被害、バックアップ削除も - 新報国マテリアル
日英、IoT製品セキュラベル制度「JC-STAR」「PSTI法」で相互承認
「Django」にSQLiやDoS脆弱性 - 修正版をリリース
動画配信「バンダイCH」が一時停止 - 「意図せぬ退会」発生
