「FortiWeb」に認証不要でコマンド実行が可能となるSQLi脆弱性
Fortinetのウェブアプリケーションファイアウォール「FortiWeb」に深刻な脆弱性が明らかとなった。アップデートが呼びかけられている。
同製品のGUIコンポーネントに「SQLインジェクション」の脆弱性「CVE-2025-25257」が確認されたもの。
細工した「HTTPリクエスト」を用いることで、認証を必要とすることなく、SQLクエリやコマンドを実行することが可能となる。
共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「9.8」、重要度は4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。
同脆弱性は、GMOサイバーセキュリティbyイエラエの川根健太郎氏より報告を受けたという。
同社は「FortiWeb 7.6.4」「同7.4.8」「同7.2.11」「同7.0.11」にて同脆弱性を修正。あわせて「HTTP管理インタフェース」を無効化する緩和策をアナウンスしている。
(Security NEXT - 2025/07/09 )
ツイート
PR
関連記事
DB管理ツール「pgAdmin4」に複数脆弱性 - 重要度「クリティカル」も
「Apache Causeway」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
ファイル転送サーバ「SolarWinds Serv-U」に脆弱性 - 「クリティカル」も複数
SonicWall製ファイアウォールにDoS脆弱性 - SSL VPN有効時に影響
エプソン製プロジェクターに脆弱性 - 310機種に影響
「FortiOS」に3件の脆弱性 - アップデートで修正
米当局、「Chromium」ゼロデイ脆弱性に注意喚起 - 派生ブラウザも警戒を
「Monsta FTP」に深刻な脆弱性 - 8月のアップデートで修正済み
米当局、「FortiWeb」の脆弱性悪用に注意喚起
「FortiWeb」に悪用済み脆弱性が判明 - 今月2件目
