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狭き門を突破した講演並ぶ「CODE BLUE」が開催中

記者会見には、オープニングの基調講演を務めたWithSecureの主席研究員(CRO)のMikko Hypponen氏も登壇した。

同氏は5年前にも基調講演を行っており、今回2度目の登壇となったが、「CODE BLUE」についてもっとも好きなセキュリティカンファレンスのひとつであり、大好きな都市に再び訪れることができたとし、イベントへ招聘されたことに感謝の意を表した。

サイバー空間ではランサムウェアなどが台頭しており、資金を持った巨大な敵から身を守るには知識が必要で教育が重要であると指摘。知識を共有することを目的とした「CODE BLUE 2023」に参加できたことを嬉しく思っていると述べた。

また「CODE BLUE」では、従来より若年層の支援にも力を入れている。セキュリティ業界との橋渡しとなるよう学生スタッフを毎年雇用しており、今回は34人が会場で活躍している。

また未来を担う若者を世界へ送り出すため、本年も25歳以下を対象としたU25枠も設けた。イベント2日目となる9日には、2組の発表が予定されている。

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右から篠田佳奈氏、鵜飼裕司氏、Mikko Hypponen氏、U25枠にて採択された藤原裕大氏、Inseo An氏、Jemin Min氏

(Security NEXT - 2023/11/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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