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メール誤送信で関係者メアド約1300件が流出 - 高エネルギー加速器研究機構

高エネルギー加速器研究機構(KEK)は、情報提供メールにおいて送信ミスがあり、関係者のメールアドレスが流出したことを明らかにした。

同機構によれば、10月30日にこれまで技術研究会などへ参加した関係者に情報を提供するメール4件を送信した際、送信先を誤って宛先に設定するミスがあったという。あわせてメールアドレス1315件が受信者間で閲覧できる状態となった。

同機構では対象となる関係者に経緯を報告するとともに謝罪、誤送信したメールの削除を依頼した。あわせて個人情報保護委員会に報告を行っている。

今回の問題を受け、同機構では再発防止に向けてメール送信前に複数人で確認するほか、一斉送信時に「BCC」を利用することを原則禁止し、メーリングリストを活用するなど管理の徹底を図るとしている。

(Security NEXT - 2023/11/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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