Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「セキュリティ・バイ・デザイン」ガイダンスに新版 - 「AIシステム」も対象

米国のセキュリティ関連機関は、日本を含む国際的な協力のもと、設計開発段階からセキュリティを盛り込む「セキュリティ・バイ・デザイン(セキュア・バイ・デザイン)」のガイダンスについてアップデートを実施した。

20231020_ci_001.jpg
改訂版がリリースされた「Principles and Approaches for Secure by Design Software」。サイバーセキュリティリスクのバランスをシフトさせるとして、開発設計段階よりセキュリティ対策を盛り込むことが掲げられている

米サイバーセキュリティインフラストラクチャセキュリティ庁(CISA)や米国家安全保障局(NSA)、米連邦捜査局(FBI)では、欧州やアジア太平洋地域、カナダ、イスラエルなど12カ国の機関と連携し、同ガイダンスを取りまとめたもの。

日本に関しては、内閣官房情報セキュリティセンター(NISC)やJPCERTコーディネーションセンターなどもパートナーに挙がっている。

同ガイダンスは、安全に利用できるようソフトウェアの設計開発について原則やアプローチの方法などを取りまとめている。2023年4月に初版をリリースしているが、今回公開した第2版では、ソフトウェアメーカーや利用者、学術機関、政府機関などステークホルダーより寄せられたフィードバックを反映した。

利用者の安全を最優先とし、経営者主導のもと開発ライフサイクルの設計段階よりセキュリティを実装して初期状態でも安全に利用できるようにすることを目指しており、ソフトウェア開発者やテクノロジー企業では透明性を確保するとともに説明責任を果たし、顧客にもたらされたセキュリティの結果を負うこととしている。

(Security NEXT - 2023/10/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

米当局、「Linuxカーネル」の脆弱性3件を悪用リストに追加
不正アクセスでサイト改ざん、内部に個人情報 - コンサル会社
理工学部教職員がフィッシング被害、不審メールが送信 - 日大
個人情報含む書類を民生委員の家族が誤廃棄 - 富津市
個人情報や非開示情報含むUSBメモリを紛失 - 医薬品医療機器総合機構
SynologyのNAS向けOSに深刻な脆弱性 - 修正版を提供
前回からわずか2日、「Chrome」が更新 - 「クリティカル」脆弱性を解消
セキュリティリリース「WordPress 7.1.1」が公開 - 脆弱性を解消
Ciscoのファイアウォール製品に多数の脆弱性 - 一部で悪用も
DB管理ツール「pgAdmin 4」に複数の脆弱性 - 修正版が公開