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「JVN iPedia」の登録数、前四半期比3.7倍に - 前年分公開の影響で

2023年第3四半期に「JVN iPedia」へ登録された脆弱性の対象製品としては、Qualcomm製のファームウェアが1663件でもっとも多かった。「Android」が767件、「Fedora」が425件と続く。上位20製品のうち、Windows関連が7製品にのぼっている。

2020年1月にサポート期間が終了し、2023年1月10日まで有償の「延長セキュリティ更新プログラム(ESU)」が提供されていた「Windows Server 2008」については90件の脆弱性が登録された。

カテゴリ別に見ると、上位20製品において15製品がOS製品だった。ブラウザの「Chrome(174件)」、開発ツール「GitLab(106件)」、エディタ「Vim(72件)」なども入っている。

産業制御システムの脆弱性は、同四半期に493件登録された。累計で4568件となっている。

(Security NEXT - 2023/10/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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