Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

学習支援アプリから国内外の個人情報が流出、設定不備で - カシオ

同システムにおいて誤操作や管理の不備などが重なり、開発環境のネットワークセキュリティ設定の一部が解除された状態で、第三者がアクセスできる状況だったという。被害については開発環境で発生したものとしており、同アプリの利用には影響ないとしている。

同社では、情報が漏洩した開発環境のデータベースを停止。外部協力のもと詳しい原因など調べるとともに、法的な対応なども検討している。

10月16日に個人情報保護委員会とプライバシーマーク審査機関である日本情報システムユーザー協会に報告するとともに、対象となる顧客にメールで連絡を取っている。

(Security NEXT - 2023/10/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「GitLab」のアカウント乗っ取る脆弱性、悪用が発生 - 米当局が注意喚起
小学校で個別書類あると気づかず身体測定結果を誤配布 - 名古屋市
個人情報含むファイルを県内自治体に誤送信 - 静岡県
廃棄物運搬事業者への事務連絡メールで誤送信 - 横須賀市
Dropboxの電子署名サービスに不正アクセス - 顧客情報が流出
開発言語「R」のデシリアライズ処理に脆弱性 - 修正版へ更新を
保守委託先で顧客情報含むHDDが所在不明 - はばたき信組
サポート詐欺被害で情報流出の可能性 - 高齢・障害・求職者雇用支援機構
「改訂新版セキュリティエンジニアの教科書」が発売 - 日本シーサート協議会
QNAP製NASやアドオンに脆弱性 - 旧アドバイザリも更新、影響大きい脆弱性を追加