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学習支援アプリから国内外の個人情報が流出、設定不備で - カシオ

カシオ計算機は、同社の学習支援アプリ「ClassPad.net」の開発環境において、データベースに記録されていた国内外の利用者に関する個人情報が外部に流出したことを明らかにした。

「ClassPad.net」は、ノート機能や授業支援機能、クラウドオンライン辞書、数学ツールなどを備えた学習支援アプリ。小学生から高校生までを対象としており、教育機関などでも活用されている。

同社によれば、「ClassPad.net」の開発環境にあるデータベースに対し、第三者によるアクセスが行われ、利用者の個人情報が外部に流出したもの。

10月11日夕方に従業員が開発環境で作業を行おうとした際、データベースに障害が発生していることが判明。翌12日夕方に海外利用者に関する個人情報が外部へ流出していることを確認した。

対象となる個人情報は、国内における1108の教育機関と個人をあわせた9万1921件や、148の国と地域における海外利用者の3万5049件。氏名、メールアドレス、国または地域、学校名、学年、学級名、出席番号、サービスの利用履歴、ニックネーム、購買関連情報などが含まれる。

(Security NEXT - 2023/10/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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