Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Java SE」にアップデート、脆弱性5件を修正

Oracleは、四半期ごとに公開している定例パッチ「クリティカルパッチアップデート(CPU)」をリリースし、「Java SE」における複数の脆弱性を修正した。

製品やバージョンによって影響を受ける脆弱性は異なるが、今回のアップデートではあわせて5件の脆弱性を修正した。いずれも認証なしにリモートより悪用が可能だという。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3」においてベーススコアが「7.0」以上とされる脆弱性は「CVE-2023-30589」の1件のみで「7.5」と評価されている。「Oracle GraalVM for JDK」が影響を受ける。

同社は、現地時間7月18日に脆弱性を解消した「JDK 21.0.1」「同17.0.9」「同11.0.21」「同8u391」、「Oracle GraalVM Enterprise Edition 22.3.4」「同21.3.8」「同20.3.12」をリリースしている。

今回のアップデートで修正された脆弱性は以下のとおり。

CVE-2023-30589
CVE-2023-22067
CVE-2023-22081
CVE-2023-22091
CVE-2023-22025

(Security NEXT - 2023/10/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

県立高で奨学金申請希望一覧表を生徒に誤配付 - 新潟県
新規就農者向けの研修案内メールで誤送信 - 諫早市
ランサムウェア被害による個人情報流出を確認 - 日本セラミック
都校務支援システムに不具合 - 102校の健診データを誤登録して喪失
「NetScaler ADC」脆弱性、パッチ公開前から攻撃発生
シルバー人材センターで広報配布名簿を置き配、所在不明に - 北広島市
「NetScaler ADC/Gateway」にゼロデイ脆弱性 - 早急に更新を
「Chrome」にゼロデイ脆弱性、アップデート公開 - 軽減策の実施も
特権コマンド実行ツール「sudo」に重要度「クリティカル」の脆弱性
【特別企画】専門家13人が「生成AI時代」のセキュリティを多角的に解説