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「ETC利用照会サービス」にPW攻撃、約125万件のアクセス

「ETC利用照会サービス」のウェブサイトにおいて、第三者が正規利用者になりすましてログインする不正アクセスが発生した。一部利用者が個人情報を閲覧された可能性がある。

同サイトでは、ETCカードによる走行情報をインターネット経由で確認できるサービスを提供。東日本高速道路、中日本高速道路、西日本高速道路、首都高速道路、阪神高速道路、本州四国連絡高速道路の6社で運営している。

同サイトに対し、海外のIPアドレスを発信元としたパスワードリスト攻撃と見られる大量のアクセスが行われた。

NEXCO東日本によれば、9月30日0時ごろから10月2日23時ごろにかけて約125万件のアクセスがあり、最大で829件のアカウントが本人以外の第三者によるログインを許した可能性がある。

ログインを許した場合、メールアドレス、登録ID、秘密の質問および答え、利用履歴などを閲覧された可能性がある。ETCカードの番号、車載器管理番号などは含まれない。

(Security NEXT - 2023/10/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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