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2Qのクレカ番号盗用被害、約132億円 - 国内だけで100億円超

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2023年第2四半期におけるクレジットカード不正利用被害の内訳(グラフ:日本クレジット協会の発表をもとに作成)

クレジットカード番号の盗用被害において国内外の内訳を見ると、国内の被害額が約101億2000万円にのぼる。

前四半期の約83億円を大きく上回り、21.9%増。国内における1四半期の被害だけで、はじめて100億円の大台を超えた。

番号盗用被害全体に対する割合も前四半期の73.3%から76.4%へと上昇している。

海外における被害は約31億2000万円。前四半期の約30億3000万円から約9000万円の増加とはなるが、3.0%増と国内に比べると上昇率は小さい。

偽造カードによる被害は、国内が約1000万円で海外が約4000万円だった。いずれも前四半期を下回っている。

(Security NEXT - 2023/10/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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