ランサム被害、中小企業が6割弱 - 暗号化しない脅迫も
復旧期間を見ると27%は1週間未満となっているが、1週間から1カ月を要したとする回答が32%でもっとも多い。1カ月以上要したとの回答は17%で、25%は回答時点で復旧中としていた。。
調査復旧費用については、100万円未満が14%、500万円未満をあわせると45%にのぼる。一方で、500万円から1000万円が25%、1000万円から5000万円が23%となっており、5000万円以上との回答も8%あった。
バックアップを取得していたとする57件について、復元状況を聞いたところ、復元できたケースは19%と2割に届いておらず、79%の回答者が被害直前の水準まで復元できなかったという。
復元できなかった理由については、72%が暗号化されたことを理由に挙げており、22%はデータが古い、欠損などが理由で失敗したとしている。
(Security NEXT - 2023/09/29 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
ランサム被害でシステム障害、グループ各社に影響 - テイン
公開PDF資料に個人情報、県注意喚起きっかけに判明 - 菊池市
小学校で個人票を誤配布、マニュアルの認識不十分で - 大阪市
ファイル転送ソフト「MOVEit Transfer」にDoS脆弱性 - 修正版公開
ネット印刷サービスにサイバー攻撃、個人情報流出か - ウイルコHD子会社
英国ブランド通販サイト、約3年間にわたりクレカ情報流出の可能性
「VMware Tools」「Aria Operations」既知脆弱性、悪用事例の報告
ランサム攻撃者が犯行声明、事実関係を確認中 - アスクル
ペット保険システムから契約者情報など流出した可能性 - アクサ損保
米当局、「XWiki Platform」「Aria Operations」脆弱性を悪用リストに追加
	

