Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

トレンドのモバイル管理製品に複数の脆弱性

トレンドマイクロのセキュリティソリューション「Trend Micro Mobile Security(TMMS)」に複数の脆弱性が明らかとなった。

同製品は、モバイルデバイス管理やマルウェア対策などの機能を提供するセキュリティソリューション。「同9.8」に「クロスサイトスクリプティング(XSS)」の脆弱性「CVE-2023-41176」「CVE-2023-41177」「CVE-2023-41178」が明らかとなったもの。

管理コンソールにログイン済みのユーザーに対して悪用されるおそれがある。共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアはともに「5.3」、重要度は上から3番目にあたる「中」とレーティングされている。

同社では8月29日にリリースした「同SP5 Critical Patch 6(Build 3311)」にて脆弱性を修正。最新ビルドへのアップデートを呼びかけている。

(Security NEXT - 2023/09/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

成人の日記念行事の案内ハガキを紛失 - 福岡市
患者の個人情報含む書類をFAXで誤送信 - 千葉労災病院
ネットワーク侵害を確認、詳細を調査 - テーオーシー
悪用確認された「WinRAR」「Windows」の脆弱性に注意喚起 - 米当局
エンドポイント管理製品「Ivanti EPM」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
「Adobe Acrobat/Reader」に複数脆弱性 - アップデートを公開
「Adobe ColdFusion」に緊急性高い脆弱性 - 早急に対応を
「Firefox 146」がリリース - 権限昇格やUAFなど脆弱性13件を解消
複数Fortinet製品に認証回避の深刻な脆弱性 - 影響確認と対策を
MS、2025年最後の月例パッチ - ゼロデイ含む脆弱性56件に対処