Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

個情委、公金受取口座の誤登録問題でデジタル庁に行政指導

個人情報保護委員会は、特定個人情報に関する公金受取口座の誤登録問題を受け、デジタル庁に対して行政指導を行った。

公金受取口座は、公金受取口座登録制度のもと「口座情報登録・連携システム」にてデジタル庁が管理しているが、別人のマイナンバーと銀行口座情報を紐付ける誤登録の問題が発生したもの。

各自治体ではマイナポイント支援窓口を任意で開設し、共用端末を使用してマイナポータル経由の登録を支援。約5770万件の口座が登録されたが、一部で利用者ごとのログアウトを徹底しなかったことから、別人のマイナンバーと銀行口座情報を紐付けられる事案が940件発生した。

同問題を受けて個情委では、特定個人情報の取り扱いや報告体制、組織的な安全管理措置に問題があったとして行政指導を行った。

具体的には、マイナンバーに紐付く特定個人情報を取得する場合、マイナンバー法で定された本人確認措置にくわえて、同一人物の情報であることを確認する必要があると指摘。

手続全体を通じて誤操作の発生を前提としたフールプルーフの対策も含め、実効的な本人確認の手法を検討するよう求めた。

(Security NEXT - 2023/09/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

採用内定式の案内メールを誤送信、メアド流出 - 江戸川区
GMO「デスクトップクラウド」で侵害 - 利用者から金融口座の不正操作報告
「Apache Tomcat」に脆弱性8件 - 「クリティカル」評価の脆弱性も
運用環境に第三者が不正侵入、1年以上前の痕跡も - デジタルアーツ
「CAPCOM ID」で情報流出、パスワードの不正変更も - カプコン
Android版「Firefox」に暗号関連の脆弱性 - 修正版が公開
「Splunk Enterprise」に複数の脆弱性 - 修正版が公開
「PHP」脆弱性、2024年に兆候把握も修正難航 - 公開前に混乱
「PHP」に2件の深刻なRCE脆弱性 - アップデートを公開
「LiteLLM」に不正プログラム混入 - 認証情報漏洩やコード実行のおそれ