Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

患者情報含む書類が所在不明 - 昭和大病院

昭和大学病院は、医師が患者情報を記録した書類を綴ったファイルを院内で紛失したことを明らかにした。

同院によれば、患者5人分の氏名、ID、同意書、患者アンケート、患者日誌などが含まれるファイルが所在不明となっているもの。

7月5日に同ファイルが保管場所にないことを医師が確認。別の医療者が使用している可能性も踏まえ、しばらく経過を見ていたが、その後も保管場所に戻らなかったため、医局員と看護師で探索したが発見できず、同月27日に報告した。

同院ではキャビネットにおいて適切に施錠管理されていなかったことに原因があると説明。対象となる患者に対し、謝罪を行っている。

(Security NEXT - 2023/09/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

全校生徒の名簿データを第三者へメール誤送信 - 大洲市
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
物流検品システムなどまもなく復旧、物量制限は解除へ - ランテック
コミュニケーションサポーターのメアド流出 - 茨城県国際交流協会
ランサムでシステム障害、配送遅延など影響 - センコーグループ子会社
職員が顧客情報をUSBメモリで持出、日次確認で判明 - 一関信金
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
スポーツグッズ通販サイトで個人情報流出か - 不正プログラムや改ざんを確認
ランサム攻撃で暗号化被害、公共工事のデータも - 松永建設
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開