Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

国際連携でボットネット「QakBot」が解体 - 展開済みマルウェアに注意を

国際連携により、70万台以上の端末が感染していたボットネット「QakBot」が解体された。これまでにボットネット経由で拡散されたマルウェアについては、引き続き影響が残るため注意が呼びかけられている。

「QakBot」は、別名「Qbot」「Quackbot」「Pinkslipbot」「TA570」としても知られるマルウェア。2008年以降活動していることが判明している。

もともと金融機関の認証情報などを狙う「不正送金マルウェア」として展開されたが、その後はボットネットとして活動。ランサムウェアをはじめとするマルウェアの拡散、情報の窃取などに悪用されており、被害額は数億ドルに及ぶものと見られる。

「QakBot」のインフラとも言えるコマンド&コントロールサーバは、法執行機関へ協力しないホスティング事業者のサーバ上に構築されていた。

8月25日に米国をはじめ、フランス、ドイツ、オランダ、英国、ルーマニア、ラトビアなどが協力し、「QakBot」のインフラ解体に向けた共同作戦を展開。同マルウェアが利用するコマンド&コントロールサーバとの接続を遮断することに成功したという。

(Security NEXT - 2023/09/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

荷物問合サービスの侵害、流出対象件数を取りまとめ - 佐川急便
「PHP」にあらたな脆弱性、対象環境は限定的 - 次回更新時に修正
MSが定例外パッチ、「.NET」脆弱性を修正 - Brotli問題などに対応
「Nextcloud」組込ツールや「Arista VCO」の脆弱性などに注意喚起 - 米当局
先週注目された記事(2026年10月18日〜2026年10月24日)
ネットワーク統合管理製品「Arista VCO」に深刻な脆弱性 - すでに悪用も
採用内定式の案内メールを誤送信、メアド流出 - 江戸川区
GMO「デスクトップクラウド」で侵害 - 利用者から金融口座の不正操作報告
「Apache Tomcat」に脆弱性8件 - 「クリティカル」評価の脆弱性も
運用環境に第三者が不正侵入、1年以上前の痕跡も - デジタルアーツ