Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Aria Operations for Networks」の脆弱性、悪用コードが公開

「VMware Aria Operations for Networks(旧vRealize Network Insight)」に深刻な脆弱性「CVE-2023-34039」が見つかった問題で、悪用コードが公開されたことがわかった。

「CVE-2023-34039」は、SSH接続で認証の回避が可能となる脆弱性。VMwareでは現地時間8月29日にセキュリティアドバイザリを公開し、同脆弱性にくわえて「CVE-2023-20890」についても修正するアップデートやパッチを提供している。

同社は同アドバイザリを現地時間8月31日に更新。「CVE-2023-34039」に対するエクスプロイトコードが公開されたことを報告した。

同脆弱性については、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアが「9.8」とされており、重要度が「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。

(Security NEXT - 2023/09/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

県営住宅家賃滞納者情報含む一部督促状を誤送付 - 神奈川県
廃棄カルテが一般ゴミに紛れる、搬送中に飛散 - 薩摩川内市
職業性曝露事故の関係者情報含むUSBメモリが所在不明 - 秋田大病院
メルアカ乗っ取り被害、スパム送信の踏み台に - MaOI機構
RSSフィードが改ざん、外部サイトのリンク混入 - リョーサン菱洋HD
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
「Erlang/OTP」「RoundCube」の既知脆弱性が標的に - 米当局が注意喚起
情報セキュリティ教室の参加者一覧が閲覧可能に - NII
採用職員の健診関連情報含む名簿を誤送信 - 奈良県
クレカ不正利用、前四半期比2割増 - 200億円迫る勢い