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マイナカード廃棄で不備、シュレッダー利用するも一部裁断されず - 台東区

廃棄にあたっては、同区職員がゴミ袋のなかを毎回確認しているが、見落としていた。問題のシュレッダーは、2021年1月に導入したもので、カードの裁断にも対応していたという。

問題発覚後、別のカードで動作を確認したところ、問題なく裁断されており、連続した作業のなかで動作が不安定になったものと見られる。

問題が判明したことを受け、同区では、対象のカードの所有者に連絡を取り、経緯を説明するとともに謝罪した。

再発防止に向けてあらたなシュレッダー機器を選定し、導入。これまで裁断から搬出までひとりの職員が対応してきたが、複数人で対応するなど体制についても見直している。

(Security NEXT - 2023/08/31 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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