Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

森林技術総合センター、スパム送信の踏み台に - 鹿児島県

鹿児島県は、迷惑メールを送信するために同県森林技術総合センターのメールアカウントが不正に利用されたことを明らかにした。

同県によれば、8月11日から18日にかけて、同センターのメールアカウントが不正利用され、意図しない迷惑メールが送信されたもの。

同県ではメールが送信された件数や原因について調査を進めているが、同月20日までに不達となったメール約9万3000件の返信があったという。

問題のメールは、同センターと無関係の内容が英文で記載されており、送信元として同センターを名乗ることなく送信されていた。

同センターでは、8月18日18時にメールアカウントのパスワードを変更し、海外からのアクセスを遮断。またウェブサイトの公開を停止した。再発防止策を講じた上でサイトを再開するとしている。

(Security NEXT - 2023/08/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

ランサム被害でシステム障害、グループ各社に影響 - テイン
公開PDF資料に個人情報、県注意喚起きっかけに判明 - 菊池市
小学校で個人票を誤配布、マニュアルの認識不十分で - 大阪市
ファイル転送ソフト「MOVEit Transfer」にDoS脆弱性 - 修正版公開
ネット印刷サービスにサイバー攻撃、個人情報流出か - ウイルコHD子会社
英国ブランド通販サイト、約3年間にわたりクレカ情報流出の可能性
「VMware Tools」「Aria Operations」既知脆弱性、悪用事例の報告
ランサム攻撃者が犯行声明、事実関係を確認中 - アスクル
ペット保険システムから契約者情報など流出した可能性 - アクサ損保
米当局、「XWiki Platform」「Aria Operations」脆弱性を悪用リストに追加