JPCERT/CC開発の「SIG情報連携ポータル」に複数の脆弱性
JPCERTコーディネーションセンターの「CISTA」にて利用されている「SIG情報連携ポータル」に脆弱性が明らかとなった。利用しているケースに対しては、調整を経てパッチの適用や提供を実施済みだという。
「SIG情報連携ポータル」は、同センターが脅威情報や分析情報などを特定の利用者向けに提供したり、業界間の情報共有などが行える「CISTA(Collective Intelligence Station for Trusted Advocates)」においてプラットフォームとして採用されているソフトウェア。同センターが開発を手がける。
「同4.7.7」から「同4.4.0」までの「API」における認可処理に脆弱性「CVE-2023-38751」や「CVE-2023-38752」が明らかとなった。「API」の利用権限を持つユーザーによって、「非開示」と指定された情報提供先の組織情報や投稿者の属性情報を閲覧することが可能だった。
いずれも共通脆弱性評価システム「CVSSv3.0」のベーススコアは「3.5」と評価されている。
同脆弱性は、同センターの根岸祐介氏が報告したもので調整を経て公表した。アップデートを用意しており、同センターによれば7月20日までに同ソフトウェアが稼働するすべての利用ケースに対してパッチの適用、提供などを実施済みだという。
また以前より調整を進めてきた脆弱性であり、内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)などが公表したメール関連システムの脆弱性とは無関係の脆弱性としている。
(Security NEXT - 2023/08/07 )
ツイート
PR
関連記事
Linuxカーネルに権限昇格の脆弱性「Copy Fail」 - PoC公開済み
米当局、悪用リストに脆弱性3件を追加 - 最短で5月3日対応期限
小中20校で児童生徒の個人情報を同意なしにPTAへ提供 - 静岡市
サイバーセキュリティ総務大臣奨励賞、個人2名と2団体が受賞
複数Chatworkアカウントが侵害、不正な請求書送信も - 鉄道設備機器メーカー
電子カルテで知人情報を不正取得、漏洩した病院職員を処分 - 青森県
手術室のタブレット端末が所在不明 - 荻窪病院
「Firefox」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
業務用チャットアカウントに不正アクセス - 東京計器
デンソー海外2拠点にサイバー攻撃 - 情報流出の可能性、生産に影響なし
