従業員が顧客データベースを私的利用 - 北都銀
北都銀行は、従業員が顧客データベースを私的に利用し、顧客に関する個人情報を不正に取得していたことを明らかにした。
同行によれば、従業員が私的な郵便を送付する目的で顧客4人の個人情報を顧客データベースより参照していたもの。氏名、住所のほかにも預金口座情報、取引情報、預かり資産やローンなどの状況、職業、勤務先などを閲覧した。
また取得した顧客の氏名と住所を個人的に依頼していた弁護士に開示。同職員は他個人情報については開示していないと話しているものの、開示したおそれがあるとしている。
同行では、同従業員に対して顧客データベースへのアクセスを禁止するなどの対策を実施。顧客4人のうち3人に対し、報告と謝罪の書面を郵送した。のこる1人については連絡が取れていないという。
今回の問題を受け、同行では従業員に対する個人情報の安全管理を徹底し、教育を実施するなど再発防止に取り組むとしている。
(Security NEXT - 2023/07/31 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
受験者情報が長期間ネット公開、通常と異なる作業フローで - TAC
委託先で不正アクセス、個人情報流出の痕跡は確認されず - NECネクサ
郵便物を一時紛失、拾得物として回収 - 名古屋の郵便局
「Firefox」に複数脆弱性、アップデート公開 - 「クリティカル」との評価も
Cisco製品のゼロデイ脆弱性、国内スパム対策サービスで不正アクセス被害
「PHP」に複数脆弱性 - 修正版「同8.5.1」など公開
先週注目された記事(2025年12月14日〜2025年12月20日)
WatchGuard製UTM「Firebox」のVPN脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
課税調査中に個人情報含む資料を紛失 - 京都市
自治体向け資料に個人情報、図関連データとして内包 - 兵庫県
