Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

作図ツール「draw.io」に複数の脆弱性 - アップデートで修正

JGraphとdraw.ioが共同で開発するオープンソースの作図ツール「draw.io」に3件の脆弱性が明らかとなった。アップデートにて修正されている。

脆弱性報告サイトのhuntrを通じて3件の脆弱性が報告されたもの。「同21.4.0」以降、順次修正が行われている。

「CVE-2023-3974」はOSコマンドインジェクションの脆弱性で、「同21.4.0」にて修正。一方「CVE-2023-3973」は、反射型クロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性としており、「同21.6.3」にて解消されている。

CVE番号を採番したhuntrでは、いずれも共通脆弱性評価システム「CVSSv3.0」においてベーススコアを「9.6」、重要度は「クリティカル(Critical)」をレーティングしている。

またOSコマンドインジェクションの脆弱性「CVE-2023-3975」も明らかとなっており、「同21.5.0」にて対処した、CVSS基本値は「8.3」、重要度は「高(High)」としている。

(Security NEXT - 2023/07/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

自宅で業務のため持ち出したUSBメモリを紛失 - 静岡県
ECサイトで個人情報流出、クレカ不正利用の可能性 - 松井酒造
CrowdStrike、「Microsoft Defender」との併用製品を投入 - 「破格の料金」と自信
MS 365アカウントに不正アクセス、個人情報流出の可能性 - セガ子会社
セガ子会社のメールアカウントの侵害、 あらたに3件判明
「macOS」にセキュリティアップデート - 複数脆弱性を修正した。
米当局、「Chromium」の脆弱性悪用に警鐘 - 派生ブラウザでも注意を
前回から4日、「Chrome」に再度アップデート - 今回もゼロデイ脆弱性を修正
Apple、「iOS 17.5」などスマートデバイス向けにアップデートを公開
シンポジウム案内メール誤送信、メアド流出 - 会津若松市