Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

他院提供の患者情報含むUSBメモリが所在不明 - 北海道大病院

北海道大学病院は、共同研究のため昭和大学病院より提供を受けた患者情報を含むUSBメモリが所在不明となっていることを明らかにした。

同院によれば、昭和大学病院の患者178人に関する氏名、患者ID、生年月日、年齢、性別、診断名などが保存されたUSBメモリを紛失したもの。7月3日に共同研究者である同院臨床検査技師より報告があった。

問題のUSBメモリは北海道大学病院の院内で使用していたが、6月29日以降の所在がわからないという。USBメモリは、北海道大学病院が定める個人情報管理のガイドラインに反して手続きなしに指定区域外に持ち出されており、データの暗号化といった対策も講じていなかった。

また昭和大学病院においても、共同研究者へ研究対象の患者情報を提供する際、本来は情報漏洩を防止するため個人を識別できる情報を削除することとなっていたが、守られていなかった。

北海道大学病院を探索し、警察にも届けたが発見されていない。両院では対象となる患者に対し、書面で経緯の説明や謝罪を行った。不正利用などは確認されていないとしている。

(Security NEXT - 2023/07/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

予約管理システムから顧客にフィッシングメッセージ - 福岡のホテル
個人情報含む検体、検査機関への送付時に紛失 - 高知県
農協協会のインスタアカウントが乗っ取り被害
集積所へ時間外投棄されたゴミから患者情報 - 厚木市立病院
米当局、悪用カタログに既知脆弱性5件を登録 - AppleやRockwellなど
「iPhone」狙う強力な攻撃キット「Coruna」 - 多数脆弱性を悪用、CVE未採番も
JetBrainsの複数製品に脆弱性 - 「Hub」ではクリティカルも
「VMware Aria Operations」の脆弱性など悪用に注意喚起 - 米当局
「EC-CUBE」に多要素認証を回避される脆弱性 - 修正パッチを公開
自然言語処理ライブラリ「NLTK」に深刻なRCE脆弱性