「LINE PLACE」の投稿レシート画像が第三者から参照可能に
LINEは、「LINE PLACE」において投稿されたレシートが本人以外から参照されるおそれがあったことを明らかにした。またLINE公式アカウントにおいても不具合が生じていたという。
LINE CONOMIが提供するスポット検索サービス「LINE PLACE」において、投稿されたレシート画像やURLが、外部よりアクセスできる状態だったことが判明したもの。
投稿者本人が閲覧できるよう機能を用意していたが、脆弱性が存在。開発ツールなどを用いることで第三者がアクセスできる状態だったという。
2020年8月4日から2023年3月30日までに投稿されたレシートの画像や、2018年11月28日から2023年3月30日にかけて投稿されたレシート画像のURLが、ぞれぞれ2021年1月28日、2020年7月20日よりアクセス可能となっていた。
レシートに記載された情報を閲覧することが可能となっており、クレジットカードの一部や氏名などが含まれていた場合は、それら情報を閲覧されたおそれがある。また撮影した画像に「Exif情報」が含まれていた場合は、撮影日時、位置情報なども参照可能だった。
3月27日にLINEが実施しているバグ報奨金制度を通じて報告が寄せられ、問題が発覚。3月30日に脆弱性の修正を終えたとしている。
(Security NEXT - 2023/07/06 )
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