顧客情報を紛失、フロア移転時に誤廃棄か - 住宅金融支援機構
住宅金融支援機構は、顧客情報が記載された書類が所在不明になっていることを明らかにした。フロア移転時に誤って廃棄した可能性が高いとしている。
同機構によれば、マンション・まちづくり支援部において、機構内で保管していた適合証明業務に関する整理簿を綴った文書ファイル21冊が所在不明となっているもの。
書類には、検査機関が適合証明の申請を受けた申請者190人に関する氏名、住所、建築場所、および検査機関の職員40人の氏名が含まれている可能性がある。対象者の特定ができず、類似の書類から対象人数を推定した。
フロアの改修工事のため、4月14日から17日にかけてビル内で部署の移転を行った際、搬入直後に書類が見当たらないことが判明。探索するも発見できなかった。
搬出時には存在を確認しており、移転時に誤って廃棄した可能性が高いと説明している。
(Security NEXT - 2023/07/05 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
全校生徒の名簿データを第三者へメール誤送信 - 大洲市
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
物流検品システムなどまもなく復旧、物量制限は解除へ - ランテック
コミュニケーションサポーターのメアド流出 - 茨城県国際交流協会
ランサムでシステム障害、配送遅延など影響 - センコーグループ子会社
職員が顧客情報をUSBメモリで持出、日次確認で判明 - 一関信金
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
スポーツグッズ通販サイトで個人情報流出か - 不正プログラムや改ざんを確認
ランサム攻撃で暗号化被害、公共工事のデータも - 松永建設
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開