「Junos OS」に脆弱性 - 定例外アドバイザリで回避策呼びかけ
Juniper Networksの「Junos OS」「Junos OS Evolved」において、ネットワークが停止するおそれがある脆弱性が明らかとなった。同社は回避策を周知するため定例外でアドバイザリを公開しており、一部アップデートの提供もはじまっている。
「ルーティングプロトコルデーモン(rpd)」において入力検証の不備があり、ネットワーク経由でサービス拒否を引き起こすことが可能となる脆弱性「CVE-2023-0026」が判明したもの。確立されたBGPセッション経由で特定のオプションを含むBGP更新メッセージを受信するとセッションが切断されるという。
問題あるメッセージを含んだBGPアップデートを継続的に受信すると、持続的なサービス拒否状態に陥るおそれがある。共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「7.5」、重要度は「高(High)」とレーティングされている。
同社は、脆弱性の悪用は確認されていないとする一方、一部顧客においてBGPのセッションフラップが発生しており、同社は回避策を広く周知するため、現地時間6月21日に定例外のアドバイザリをリリースした。
その後同月23日に「Junos OS 21.4R3-S4」、同月26日に「Junos OS Evolved 21.4R3-S4-EVO」など一部アップデートをリリースしたものの、多くの修正バージョンが未提供の状態となっている。
同社は回避策としてBGPエラートレランスの設定を実施するよう求めた。今回の問題だけでなく、類似した問題へ対応できる「ベストコモンプラクティス(BCP)」であると説明、利用者に設定を呼びかけている。
(Security NEXT - 2023/06/29 )
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