Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

攻撃準備段階のフィッシングサイトを検出するサービス

TwoFiveは、攻撃に向けて準備段階にあるフィッシングサイトを検知し、情報を提供する「PHISHNET/25」を提供開始した。

同サービスは、ドメインの取得やDNSの設定、SSL/TLS証明書の作成、誘導先となるコンテンツの設置など、フィッシング攻撃の展開に向けた準備と見られる動きをデータソースやクローリングした情報をもとに分析、検知して情報を提供するSaaS型サービス。

検知状況の概況や検知した内容の詳細など、警戒すべき情報をダッシュボードで提供。顧客への注意喚起など、事前対策を支援する。

同社独自のロジックでフィッシングサイトの検出を行っており、日本語で記載されたフィッシングサイトが対象となる。価格はオープン。

今後は、APIやセーフブラウジングなど外部との連携機能を提供する予定。

(Security NEXT - 2023/06/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

教員がサポート詐欺被害、NAS内の個人情報が流出か - 山形大付属中
市バスのドラレコ映像が保存されたUSBメモリが所在不明 - 川崎市
がん検診クーポン券に別人の住所、委託事業者のミスで - 横須賀市
個人情報流出の可能性、高負荷から事態を把握 - 楽待
Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性
監視ソフト「IBM Tivoli Monitoring」にRCE脆弱性 - 早急に更新を
掲示板ツール「vBulletin」に深刻な脆弱性 - 実証コードや悪用も
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
委託先で個人情報流出か、セキュリティ監査に虚偽報告 - ソフトバンク
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意