Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Interop Tokyo」が開催中 - 「Best of Show Award」も発表

6月14日より16日まで幕張メッセにて「Interop Tokyo 2023」が開催されている。恒例の「Best of Show Award」が発表された。

「Interop Tokyo」は、「相互接続性(Interoperability)」をテーマとして1994年にスタートしたIT総合イベント。今回で第30回を迎えた。最新技術が稼動するネットワーク環境を体験できる。

初日となる6月14日には、恒例の「Best of Show Award」が発表された。同賞は事前に出展者よりエントリーされた製品やサービスから、有識者やメディア関係者で構成される審査委員会が「今年の一品」を選出している。

エントリーできる製品やサービスは、直近1年間にリリースされた新技術を含む必要がある。「Interop」で初披露となる製品などもある。

セキュリティカテゴリでは、2製品がグランプリに輝いた。ひとつはキーサイト・テクノロジーがエントリーした「Vision 400 Network Packet Broker」。400Gbpsに対応した1Uサイズの高密度なパケットブローカーで、重複排除や柔軟なトラフィック分散が可能。

低遅延で帯域をフルに利用できるループバック機能なども備えており、複数のセキュリティアプライアンスを運用する環境において各機器の性能を引き出したり、コストの削減などにつながることが評価された。

20230615_ir_001.jpg
開催中の「Interop Tokyo 2023」。475社が出展している

(Security NEXT - 2023/06/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

CrowdStrike導入したWindows端末の97%以上がオンラインに
Acronisのデータバックアップ用インフラ製品に深刻な脆弱性 - すでに悪用も
CrowdStrikeによる障害、約850万台に影響 - あらたな復旧方法も準備中
組込システムの検証テストツール「NI VeriStand」に複数脆弱性
SonicWall、「Blast-RADIUS」の緩和策でアドバイザリ
「Spring Cloud Data Flow」に深刻な脆弱性 - アップデートが公開
「BIND 9」の脆弱性、関連機関がアップデートを強く推奨
オンラインショップ侵害され、詳細を調査 - 京都の料亭
顧客向けDMを一部紛失 - 京葉ガスサービスショップ運営会社
複数公民館でメール誤送信、宛先とBCCにメアド入力 - 神戸市