顧客情報の誤公開、あらたに約26万件が判明 - トヨタ
トヨタ自動車において、顧客の車両情報約215万件が意図せず外部に公開されていた問題で、これ以外にも誤って公開されていた顧客データがあったことを明らかにした。
同社では、トヨタコネクティッドに管理を委託していた顧客情報車両情報約215万件が、クラウド環境の設定ミスにより10年近く公開された状態となっていたことが判明。事態を公表するとともに類似したケースがないか調査を進めていた。
その後の調査で、国内において2015年2月9日以降、テレマティクスサービスへ契約していた顧客約26万人に関するデータについても公開状態となっており、外部よりアクセスされた可能性があることがあらたに判明したという。
具体的には「G-BOOK mX」「G-BOOK mX Pro」対応ナビで「G-BOOK」に契約したり、「G-Link」「G-Link Lite」に契約して特定期間中にマップオンデマンドの通信による更新を行った顧客が対象となる。
車載端末IDのほか、更新用地図データ、更新用地図データの作成年月といった情報で、同社はこれらデータのみで顧客が特定されることはないと説明。対象となる顧客には、メールで報告と謝罪を行っている。
(Security NEXT - 2023/06/01 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
イベント説明会の申込フォームで設定ミス - えどがわボランティアセンター
MDMサーバに不正アクセス、従業員情報が流出 - 三菱オートリース
「Cisco FMC」に深刻な脆弱性 - 認証なしでコマンド実行のおそれ
Cisco、ファイアウォール製品群にアドバイザリ21件を公開
「Apache Tomcat」にアップデート - 脆弱性「MadeYouReset」を解消
「HTTP/2」実装に「MadeYouReset」脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
「Exchange Server」のハイブリッド構成に深刻な脆弱性 - MSが定例外アドバイザリ
登録セキスペ試験、2026年度からCBT方式に移行
秘密管理ツール「OpenBao」に脆弱性 - 任意のコード実行が可能に
N-ableのIT管理ツールにゼロデイ脆弱性 - 米当局が悪用に注意喚起