教委メールサーバ、不正中継でスパム踏み台に - 豊見城市
沖縄県豊見城市は、同市教育委員会のメールサーバが、第三者のメール送信に悪用されたことを明らかにした。
同市によれば、3月13日から4月17日にかけて、同市教育委員会が管理するメールサーバが関係者以外のメールを認証なしに中継する「オープンリレー」の状態となっていたもの。
第三者がメールを発信できる状態となり、ドメイン「city.tomigusuku.okinawa.jp」を利用したランダムなユーザー名を持つメールアドレスを発信元とした迷惑メールが多数送信された可能性がある。
同市では、ファイアウォールの設定に不備があったと原因を説明。対象期間中に関連するメールを受信していた場合は、添付ファイルや本文のリンクを開かずに削除するよう求めている。
同市が利用するドメイン「city.tomigusuku.lg.jp」への影響については否定した。
(Security NEXT - 2023/05/26 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「Exchange Server」のハイブリッド構成に深刻な脆弱性 - MSが定例外アドバイザリ
登録セキスペ試験、2026年度からCBT方式に移行
秘密管理ツール「OpenBao」に脆弱性 - 任意のコード実行が可能に
N-ableのIT管理ツールにゼロデイ脆弱性 - 米当局が悪用に注意喚起
サイトが閲覧不能に、個人情報流出のおそれも - 筋ジストロフィー協会
LLMキャッシュ管理ツールにRCE脆弱性 - キャッシュ汚染に起因
プリント管理ソフト「Xerox FreeFlow Core」に深刻な脆弱性
「Amazon EMR」に深刻な脆弱性 - 資格情報漏洩のおそれ
「GitLab」にアップデート - 12件の脆弱性を解消
「ICS」や「Avalanche」などIvanti複数製品に脆弱性